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ピアニスト「後藤・イシュトヴァン・宏一」のCDが好評販売中。
2008年8月18日ニューアルバム
「輝きと融合」
税込3,000円 送料無料 |
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F.ショパン、F.リスト、B.バルトーク直系の弟子
後藤・イシュトヴァン・宏一 |
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思いこみは現実化する
彼の小学校の卒業文集には、「将来はピアニストになる」と書いてありました。もちろんなんの根拠も方法論も彼にはありませんでした。そんな彼は音楽の本場ヨーロッパに行くのが夢でした。
彼はその時期をずっと待っていました。・・・・・
9年後。
ヨーロッパの冬はとても寒くて、窓を開けるにもタイミングがいるほどです。
「日本に帰りたい…こんな思いをするなら、今すぐにでも帰りたい」
と、冬の窓を全開にして泣いていました。
「こんなに沢山弾かされても身に付くわけがないんだ…」
1年目の前半、彼はヨーロッパ音楽に打ちのめされていました。
翌年の夏。
泣いてばかりいる彼に、だんだんとヨーロッパの音楽や文化が理解出来るようになり、泣いていた彼はすっかりヨーロッパ文化に溶け込んでいきました。
ピアノは考えられない方法を教えてもらい、食事も美味しく、友だちも沢山でき、とにかくハンガリーに来た時とはまったく違った世界になりました。今まで弾けなかった曲が、こんな簡単に弾けるようになるなんて…
年月の経つのは早いものです・・・・
師匠は言いました。
「明日で君たちはここからいなくなる。子供達をベッドルームに連れて行ってくれ、そこでお別れを伝えてくれないか」
彼らと師匠の奥さんとで子供部屋に入り、子供達がベッドに入ったのを確かめてから彼は話し始めました。
「数年したら・・絶対に帰ってくるから…約束は守るから…」
子供達はただただ「うん」とだけうなずいて眠りの入り口にいました。
彼らも師匠の奥さんも絶対に泣かないようにこらえていました。
すると、子供部屋を一つはさんだレッスン室から・・・
シューマンの子供の情景の中のトロイメライが午前2時だというのに聴こえてきました・・・
彼らも、師匠の奥さんもその曲の冒頭部分で、
今までこらえていた糸がプつり切れてしまいました。
彼らも師匠の奥さんも号泣してしまいました。
もちろんそれを弾いている師匠の表情は想像できました。
泣いたり、笑ったり、怒ったりして過ごしたハンガリーも、
もう明日には帰らなくてはならない。
「頼むから時間が止まれ」と何度も願いました・・・・・
最後に師匠が彼らを見てつぶやいた。
「なんで別れとはこんなに身を切られるような痛みをともなうんだ」
彼らはまた泣き出してしまい、まともな呼吸が出来ない、そう赤ちゃんが泣き止んだあとのようになっていました。
師匠は続けて
「あとに残される方が辛いから空港へは見送りに行かないから。ただ、
君達が離陸する頃に君たちのことを祈り、考えるよ…」
「そして僕が言ってきた言葉で君たちが変わったというなら、
それらを今後、君たちに出会う人に語って欲しい…」といいました。
帰国した彼は、「ハンガリーで学んだことをみんなに知らせよう。
それが僕のやらなければいけないことなんだ」
と、180度変わった自分探しの旅にも出て行きました…
彼は音楽や心理学を学び、何故、自分が変わったのか探しだしました。
思い込みが激しい彼。
それは僕です。
後藤・イシュトヴァン・宏一のことです。 |
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